NTT東日本は2023年10月19日、社内ネットワークを守るUTM機能に加えて有事の際に復旧支援する同社のサービス「おまかせサイバーみまもり」に、サイバーセキュリティ事故時に生じる対応費用等を補償するサイバー保険を付帯すると発表した。サービスを利用するすべての顧客が対象で、2023年11月1日より付帯する。
グループ会社である「NTT Risk Manager」との連携により、サイバーセキュリティ事故時に生じる対応費用等を補償する保険を付帯したUTM機能を提供。万が一マルウェア感染した場合の影響調査・初動対応~復旧の費用等を補償する。
補償金額は20万円。補償内容は損害賠償責任ならびにサイバーセキュリティ事故対応費用(サイバー攻撃対応費用、原因・被害範囲調査費用、相談費用、データ等復旧費用)となる。
また、同日より、法人向けクラウド型ウイルス対策サービス「おまかせアンチウイルス」へ、マルウェア侵入後の「早期発見」「感染拡大防止」「復旧支援」を実現するEDR(Endpoint Detection and Response)機能と、これらを一元的にサポートデスクにてフォローする機能を具備した「おまかせアンチウイルスEDRプラス」を提供する。
おまかせアンチウイルスは、ウイルスの侵入を検知・防御するウイルス対策ソフトの機能に加え、セキュリティサポートデスクによるセキュリティ監視および設定代行等を提供するもの。今回追加する「おまかせアンチウイルスEDRプラス」は、上記に加え、万が一ウイルスが端末に侵入した場合にも早期に発見し、他端末への感染拡大を未然に防止するEDR機能を付加したサービス。セキュリティサポートデスクがウイルス感染時の詳細調査・端末隔離・復旧支援まで一元的にサポートするという。
月額利用料は、1~9ライセンスで1210円からとなっている。