NTTドコモビジネス、NTTモビリティ、NTTドコモの3社は2026年8月12日、愛知県からの受託事業として、名古屋市都心部における自動運転の社会実装を見据えて、自動運転とオンデマンド配車システムを組み合わせた実証実験を9月11日より開始すると発表した。

実証では、交通量が多く、利用者も多い名古屋駅前(総合校舎スパイラルタワーズ)、STATION Ai、愛知芸術文化センター、IGアリーナ前(名古屋造形大学)、FUJIなごや科学館の5カ所の乗降地点を含むルートを設定。このルートを名鉄タクシーホールディングスによる運行支援のもと、3台の自動運転車両を走行させる。

また、米May Mobilityが開発した自動運転ソフトウェアと、オンデマンド配車システムを組み込んだ名古屋鉄道が提供するMaaS(Mobility as a Service)アプリ「デライド」を連携させ、予約に応じて各乗降地点へ配車し、従来のタクシーに近い運用を実現する。これにより、自動運転の技術向上に加え、自動運転の社会実装を見据えた利用者の利便性面や交通事業者の運用面の課題抽出を行う。
加えて、車内に設置したタブレットシステムを用い、対話AIキャラクターによる案内を行う。事前のアンケートから利用者の乗車目的や知りたい情報を把握し、対話AIキャラクターによる自然なコミュニケーションを通じて、必要な情報を適切なタイミングで提供する。乗務員がいなくても安心して利用できる自動運転の実現に向けて受容性の検証を行うとしている。