楽天モバイルは2024年1月30日、法人向けの固定系ネットワークサービスを提供開始すると発表した。
今回提供を開始するのは、以下の5サービス。
・KOSOKU Access(高速アクセス)
顧客の拠点ごとに専用の光ファイバーを敷設するインターネット接続サービス。幅広い提供エリアにおいて、混雑する時間帯でもストレスフリーな通信を低価格で利用できる。
・VPNサービス
楽天モバイル独自の閉域網を用いて、顧客の拠点間を接続するサービス。インターネット接続と分離することで安全性の確保が可能になり、情報漏洩などのセキュリティ対策に有効。通信速度が1Gbpsまたは10Gbpsの2つのプランから、用途に合わせて選択することができる。
・WDM専用線サービス
WDM(波長分割多重方式)を用いて、大容量通信を実現する専用線サービス。楽天モバイルのバックボーンを活用することにより、低価格かつ可用性の高いサービスを実現している。広帯域で大容量な専用線のため、様々なニーズに合わせて安心してビジネスに利用できる。
・IPトランジットサービス
主要なIX及び大手コンテンツプロバイダーに直接接続できるサービス。楽天モバイルのバックボーンを活用することで、可用性の高いサービスを実現している。AS番号を取得し、利用不能の連続時間を15分未満に維持するSLA保証を採用する。2Gbpsまでは定額で利用できるプランを提供する。
・Rakuten Turbo
工事不要で、オフィスでもすぐに使える5G対応の据置型ルーターを、法人顧客も利用できるようになる。オフィスや店舗、工場など様々なビジネスシーンで手軽に導入することが可能。
これらの法人向け固定系ネットワークサービスは24時間365日のネットワーク保守体制により、安心・安全なビジネスインフラ環境を提供するとしている。