楽天モバイルが最大3000億円規模の資金調達、通信設備のセール&リースバックで

楽天グループは2024年8月8日、資産運用会社のマッコーリー・アセット・マネジメント(MAM)が率いるインフラ投資家コンソーシアムから、楽天モバイルが保有する通信設備等の一部を活用した1500億円~3000億円規模の資金調達を実施することを発表した。

MAMのマッコーリー・アジア・パシフィック・インフラストラクチャー・ファンド3(MAIF3)を通じて行われるもので、楽天モバイルはセール・アンド・リースバックの形態で資金調達を実施する。

セール・アンド・リースバックとは、所有する資産を売却した後に同物件の賃貸借契約(リース契約)を行うことで、資金調達とともに同資産の継続利用を可能にする取引のこと。今回の対象資産となる通信設備等の管理および運営については、引き続き楽天モバイルが実施する。

リース期間は10年。楽天は、最終金額や条件等について、決定次第速やかに発表するとしている。

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