富士通は2022年8月9日、ローカル5Gビジネスに関する説明会を開催した。
説明会ではまず、富士通の5G/ローカル5Gについての考え方を説明。同社は今後10年に向けて、場所や時間といった制約に囚われない「ボーダレスワールド」という世界観の実現を掲げている。このビジョンにおいて、5G/ローカル5Gは人体に置ける神経網・血管のような役割を果たすという。
「これからは人の行動を、テクノロジーが置き換えていく。あるいは両者が融合していく。例えば人の目はカメラで、人の脳はAIで、人の行動はロボットに置き換えることが可能になっていく。これらをスムーズに置き換える仕組みが無線通信であり、キャリア5Gに加えてローカル5Gが加速させていく」と富士通 グローバルソリューション ネットワーク&セキュリティサービス事業本部 5G Vertical Service事業部長の森大樹氏は語った。