バッファロー、法人向けWi-Fi 6EアクセスポイントやPoEインジェクターの新製品

バッファローは2023年4月5日、Wi-Fi 6Eに対応する法人向けトライバンドアクセスポイント「WAPM-AXETR」および最大10GbEの法人向けIEEE802.3bt対応PoEインジェクター「BIJ-POE-10GB3L」を発表した。

バッファロー製法人向けトライバンドWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AXETR」

バッファロー製法人向けトライバンドWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AXETR」

このモデルは、Wi-Fi 6Eで利用な6GHz帯5GHz帯、2.4GHz帯の3つの帯域を各2ストリームずつ、計6ストリームの通信に対応し、6GHz帯は最大2401Mbps、5GHz帯は最大1201Mbps、2.4GHz帯は最大573Mbps(いずれも理論値)の高速通信が可能。

最大同時接続数は768台。学校や大規模オフィスなど、無線端末数の多い環境でより安定した通信環境を実現するという。また、本商品の有線LANポートは2.5GbEに対応しており、高速ネットワークを実現することができるため、有線がボトルネックになることもないとしている。

同社が提供する遠隔管理サービス「キキNavi」に対応する。同時に、「キキNaviクラウドゼロタッチ」専用の「WAPM-AXETR/Z」を用意する。キキNaviクラウドゼロタッチとは、商品の開梱や通電をせずに一度に大量の機器をキキNaviに一括登録でき、キキNavi上で事前に設定した機器設定情報を導入先で機器をインターネットにつなぐだけで自動反映するサービス。1台1台設定作業する手間を省き、現場での設定作業が不要になるという。

価格はWAPM-AXETR、キキNaviクラウドゼロタッチ専用のWAPM-AXETR/Zともに10万9780円(税込)。2023年4月下旬の発売を予定する。

また、法人向けPoEインジェクター「BIJ-POE-10GB3L」はIEEE802.3bt(Type3) 規格に対応したPoE++ポートを1ポート搭載し、60Wまでの給電が可能なモデル。

法人向けPoEインジェクター「BIJ-POE-10GB3L」

バッファロー製法人向けPoEインジェクター「BIJ-POE-10GB3L」

電力消費の大きいWi-Fi 6Eアクセスポイントにも給電できるため、WAPM-AXETRと組み合わせた利用が可能だ。動作保証温度は-25℃から55℃までと幅広く、空調が効かず低温または高温になりやすい施設や工場、学校などへ設置できるという。最大10GbE対応のPoE/DATAポートを搭載するため、高速通信が必要なWi-Fi 6E対応アクセスポイントや屋外IPカメラなどへの給電に適しているとのことだ。

標準保証期間は3年間だが、購入から30日以内にWebから登録すると、保証期間が2年延長され最大5年間の保証が提供される。

価格は4万2900円(税込)。2023年4月下旬の発売を予定している。

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