トラフィック監視・分析のFlowmonとNPBの連携ソリューション、オリゾンシステムズと東陽テクニカから

オリゾンシステムズは2019年9月4日、Flowmon製のトラフィック監視・分析用のアプライアンス「Flowmon (フローモン) プローブ」と、米Garland Technology製ネットワークパケットブローカー(NPB)の連携ソリューションを提供すると発表した。両者を組み合わせることで100GbEネットワークも可視化し、監視できるようになるとしている。

2019年9月9日より販売開始。Flowmonの販売パートナーであり、Garlandの国内総代理店でもある東陽テクニカから販売される。

FlowmonはNetFlow/IPFIXなどのフロー情報を利用したネットワークトラフィック監視・分析ソリューションを提供している。Flowmon プローブはトラフィックからこれらのフロー情報を生成する専用アプライアンスで、アプリケーションレイヤー(L7)まで生成可能だ。キャパシティープランニングや、事業者間のピアリング分析などに用いられている。今回のソリューションでは「Flowmon Probe 200000 Pro QSFP28」という製品を利用する。

GarlandのNPBはトラフィックをキャプチャし、フィルタリング、アグリゲーション、ロードバランシングする機能などを搭載した専用ハードウェアデバイス。今回のソリューションには「PacketMAX 100G Advanced Aggregator」という製品が用いられる。

両者の連携イメージは下図の通り。NPBがトラフィックから取り込んだパケットは100%コピーされてFlowmonプローブに送られる。Flowmonプローブがフローデータに変換し、Flowmonコレクタで詳細に分析する。

連携ソリューション構成図

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