ソフトバンクは2024年8月6日、2025年3月期 第1四半期(1Q)に関する決算説明会を開催した。
1Qの売上高は前年度比7%増の1兆5357億円、営業利益は同23%増の3039億円、純利益は同11%増の1625億円だった。「売上高と営業利益はQ1単体で過去最高」とソフトバンク 代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの宮川潤一氏は述べた。
セグメント別に見ていくと、コンシューマー事業の売上高は前年度比2%増の6817億円、うちモバイル事業は同2%増の3923億円となり、2023年度3Qから増収が続いている。コンシューマー事業の営業利益は同6%増の1564億円だった。
スマートフォンの累計契約数(1Q時点)は前年度比4%増の3090万台と右肩上がりに推移。今年6月に戦略提携したAIスタートアップの米Perplexity社の有料版の対話型検索エンジン「Perplexity Pro」をソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOのユーザーに1年間無償で提供することで、さらに契約数を増やしていきたい考えだ。
エンタープライズ事業の売上高は前年度比10%増の2156億円、うちソリューション事業が同27%増の964億円と好調だった。営業利益は同3%増の415億円となった。