NECネッツエスアイは2023年7月7日、Zoom Video Communicationsが新たに日本国内向けに提供を開始するコンタクトセンター向けクラウドサービス「Zoom Contact Center」の販売を開始した。
Zoom Contact Centerは音声通話に加え、Web画面からのチャット、ビデオ通話、画面共有の機能を備える。問い合わせ内容の正確かつ迅速な共有が可能になり、問題解決までの時間を短縮。順次提供開始予定の「Zoom Virtual Agent」では、AIチャットボットを使ったセルフ窓口により、さらなる業務の生産性向上を実現できるとしている。
NECネッツエスアイは日本市場において、累計2万社以上にZoomライセンスおよびZoom活用環境を提供。一方、コンタクトセンターシステムの提供も数百社以上に上る。Zoom Contact Centerを、すでにZoomを導入・活用中の顧客を中心に提供。2023年度中に100社、2025年度までに累計1000社への販売を目指す。
なお、NECネッツエスアイはZVCと協力して国内サービスリリース前から価値検証を進めてきており、その中で得た経験を活かして、すでに社内のITヘルプデスクでの自社実践を開始している。