BBIX、ネットワークサービス「OCX」でオプテージと協業 大阪・心斎橋に接続拠点

ソフトバンク子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を手がけるBBIXとオプテージは2023年11月28日、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange(OCX)」で協業契約を締結したと発表した。

協業契約に基づき、BBIXはオプテージの「心斎橋POP」(大阪市中央区)に、BBIXが提供するOCXの接続拠点を2024年4月1日に開設する。

協業イメージ

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OCXは、BBIXとBBIXの子会社でネットワークソリューション事業を展開するBBSakura Networksがともに提供する、クラウド型ネットワークサービス。OCXを通して、クラウドサービスやデータセンターへのネットワーク接続を顧客へオンデマンドに提供する。

オプテージは利便性、信頼性に富んだ心斎橋データセンター内に、コネクティビティエリア・心斎橋POPを開設する。関西におけるIXやクラウドPOPの集積地である堂島エリア・心斎橋エリアと近接したロケーションにあり、自社の光ファイバーを活用することで、それらの地点と低遅延かつ安定的に接続できる環境を提供するという。

発表によれば、電力系通信事業者としてOCXと協業契約を結ぶのはオプテージが初めてとなる。BBIX 専務取締役 兼 COOの福智道一氏は、「オプテージのデータセンターや光ファイバーを活用したサービスとOCXを組み合わせて、高品質なネットワークサービスを提供するとともに、DXを推進していきます」とコメントを寄せている。

BBIXは、関西エリアにおいてNTTスマートコネクトと協業し、2023年12月1日に同社の曽根崎データセンターにOCXの接続拠点を開設することを発表している(参考記事:BBIXとNTTスマートコネクト、データセンターコネクティビティー領域で協業|BUSINESS NETWORK)。今回のオプテージとの協業により、関西でのDXへの取り組みがより強化されることになる。

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