サイバー保険の加入率は12%、損保協会が調査

日本損害保険協会は2019年3月11日、「サイバー保険に関する調査2018」を発表した。サイバー保険は、サイバー事故により企業に生じた第三者に対する損害賠償責任のほか、事故時に必要となる費用や自社の喪失利益を包括的に補償する保険のこと。

国内1113社から回答を得た同調査によると、サイバー保険の加入率は12%だった。企業規模が大きくなるほど、加入率は高まり、従業員1000名以上の企業の加入率は30.4%となっている。一方、50名未満の企業は4.9%にとどまった。

サイバー保険の加入状況[画像をクリックで拡大]
サイバー保険の加入状況

サイバー保険の認知状況については、全体では「よく知っている」が7.7%、「ある程度知っている」が17.9%、「名前だけ知っている」が31.7%、「知らない」が42.3%で、その内容まで含めた認知度は「未だ低い状況」としている。

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