NTT Com、スマートシティ構築を推進するコミュニティ発足 東大・江﨑教授ら参画

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2024年9月2日、スマートシティ事業に関する記者発表会を開き、「スマートシティ デジタル実装コミュニティ」の発足を発表した。

(上段左から)竹中工務店 粕谷貴司氏、日建設計 中村公洋氏、日本設計 佐々木真人氏、NTTアーバンソリューションズ 上野 晋一郎氏、(下段左から)東大 江﨑浩氏、NTT Com 福田亜希子氏、NTT Com 塚本広樹氏

(上段左から)竹中工務店 粕谷貴司氏、日建設計 中村公洋氏、日本設計 佐々木真人氏、NTTアーバンソリューションズ 上野晋一郎氏、(下段左から)東京大学  江﨑浩氏、NTT Com 福田亜希子氏、NTT Com 塚本広樹氏

NTT ComはDXにより社会課題を解決し、企業や社会の持続的な成長が達成された世界を「Smart Wolrd」と呼び、実現に向けた取り組みを各分野で進めている。

そのなかで、様々な領域が連携するスマートシティ事業は「扇の要」(同社 執行役員 ビジネスソリューション本部 スマートワールドビジネス部 部長の福田亜希子氏)。NTT Comはビル・街区内のネットワークインフラ整備に始まり、現在では街のデータを利活用するプラットフォーム「Smart Data Platform for City」も提供している。

NTT Comは、ビルや街で働く人やそこを訪れる人に向けたアプリや、施設管理を高度化するシステムなどのデジタルサービスを提供すると同時に、得られたデータの利活用をすでに進めている。こうしたサービスによってスマート化される建物が増えることがスマートシティ化につながるが、街全体に広く実装するには様々な課題があるという。

その課題として同社 スマートシティ推進室 室長の塚本広樹氏は、従来のビルのデジタルアーキテクチャが個別最適化されていることや、設計と施工で業務プロセスや関係者が分断されており、デジタル施策が後追いになってしまうことを挙げた。さらに、近年の人材不足や資材高騰がそれに追い打ちをかけている。高まるGXへの要求にどう応えるかも大きな問題だ。

建物のスマート化を取り巻く課題

建物のスマート化を取り巻く課題

加えて、現在の建築・不動産ビジネスの構造は竣工までが主体となっており、その後の運用に対する考慮が不足していることを指摘。塚本氏は、ガラケーがスマートフォンに進化し、OSやソフトのアップデートで機能を更新できるようになったのと同様に、「建物も竣工後に進化させたい」と話した。

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