オプテージ、Wi-Fiセンシングを活用した家庭向け防犯サービスを開始

オプテージは2025年4月1日、Wi-Fiセンシング技術を活用した家庭向け防犯サービス「MAMOLEO ライトプラン」の提供を開始した。

「MAMOLEO ライトプラン」概要イメージ。右側の端末がWi-Fiセンサー

「MAMOLEO ライトプラン」概要イメージ。右側の端末がWi-Fiセンサー

同プランでは、インターネットおよびWi-Fi環境のある家庭のコンセントにオプテージから提供されるセンサー端末を差すだけで、Wi-Fiセンシングを利用した防犯サービスを利用できる。センサーはWi-Fiの電波を使用して人の動きを検知し、アプリに通知する。専用アプリから24時間365日のリアルタイムで自宅のモニタリングが可能であり、不審な動きを検知した際は、オプションで警備員の駆けつけを依頼することもできる。通知・検知履歴は最大で2カ月分保存される。

「MAMOLEOライトアプリ」画面イメージ

「MAMOLEOライトアプリ」画面イメージ

Wi-Fiセンシングの技術はAI6(エーアイシックス)が提供。専用端末のWi-Fi電波の反射データ(CSI:Channel State Information)の変化をAIアルゴリズムで解析することにより、空間内の状態変化をリアルタイムで検知できる仕組みを持つ。カメラを設置せず、Wi-Fi通信のみで人の動きや在・不在を把握できるため、プライバシーに配慮しながら手軽に導入できる点が特徴という(参考記事:Wi-Fiセンシングの未来 介護・防犯から全産業に広がるポテンシャル|BUSINESS NETWORK)。また、端末はシンガポールのnami.ai社が開発した。

同プランの「基本セット」はWi-Fiセンサー2台と防犯シールの組み合わせで月額1100円(税込、以下同じ)。オプションとして、Wi-Fiセンサーの増設を1台につき月額220円、警備員の駆けつけを30分あたり5500円で提供する。当面の間、契約事務手数料(3300円)および初月料金を無料とするキャンペーンを実施する。サービスエリアは大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県。

 

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