NECネッツエスアイ、働き方のデジタルシフトを支援するサービス

NECネッツエスアイは2021年3月18日、リアルDX戦略に関する記者会見を開催した。

新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の暮らしや働き方はこの1年間で大きく変化した。企業ではコロナ禍にあっても事業継続と事業成長の両立が求められており、以前にも増してサステナビリティやレジリエンスの向上に対する意識が高まっている。

そうした中でNECネッツエスアイは、デジタルシフトにより顧客の課題を解決し、社会や企業のサステナブルな発展に貢献する事業ブランドとして「Symphonict(シンフォニクト)」を展開する。Symphonictは、エッジデバイスからクラウドまでをセキュアにつなぎ、様々なクラウドサービスやコミュニケーションツールを組み合わせることで、働き方やまちづくりのデジタルシフトを支えるオープンなプラットフォームだ。

Symphonictで働き方やまちづくりのデジタルシフトを実現する

このうち働き方については、「自社実践と共創で裏付けされた“リアルなDX”で新しいソリューションを提供し、リアルとバーチャルを融合させた働き方をSymphonictで実現したい」とNECネッツエスアイ 取締役執行役員常務の野田修氏は語った。

NECネッツエスアイは、新型コロナ以前の2019年より、サテライトオフィスやテレワークの活用で通勤の負担をなくし、社員が心身のゆとりを持てることで事業継続性を高める「分散型ワーク」を導入。コロナ禍の昨年は、リモートワークを前提にデジタル化・自動化により効率化と生産性を高める働き方を推進してきた。

このように分散・テレワーク、デジタルシフトによる働き方を取り入れてきた同社では、業務プロセスやコミュニケーション、オフィス環境における課題にも直面したが、これらの課題は新しい働き方を導入する企業のほとんどが直面するものだ。そこで自社で実践してきた課題解決モデルをサービスメニュー化し、提供することにしたという。

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