シネックスジャパンは2020年9月9日、オラクルのOracle Communications製品の取り扱いを開始すると発表した。オラクルが買収した旧ACME Packet社のSession Border Controller(SBC)および旧Talari Networks社のSD-WAN製品の販売を同日から開始する。
SBCは、SIPベースのIP電話ネットワークで用いられるゲートウェイ装置で、Microsoft Teamsをはじめとするユニファイドコミュニケーション(UC)ソリューションで用いられる。シネックスジャパンは、WANの仮想化やアプリケーションベースのトラフィック制御等の機能を備えるSD-WANと組み合わせることで、同社のチャネルパートナーが、エンドツーエンドの包括的なUCソリューションの提供が可能になるとしている。
なお、同社では、サブスクリプションで利用できるUCサービスの提供開始も準備しており、2020年内にサービス提供開始を予定している。