ハイテクインター、ジツタ中国、国立研究開発法人土木研究所の3者は2026年8月6日、低軌道衛星通信端末(Starlink Mini)を用い、8000km離れた遠隔地からの建機操縦に世界で初めて成功したと発表した。

実証では、つくば建設DX実験フィールドにおいて、建機1台に4台のハイビジョンカメラを搭載し、エンコーダー装置「LVRC-4000」でこれらの映像を圧縮した。さらに、現場を俯瞰するためのハイビジョンカメラ1台を設置し、合計5台のカメラ映像をStarlink Mini 1台で伝送。インターネットを介して約8000㎞離れたオーストラリア シドニー郊外の実験場に設置したStarlink Mini 1台で受信し、映像と建機の制御信号の伝送を行った。

シドニー郊外の実験場では、建機の映像や俯瞰カメラ映像およびマシンガイダンス(建機の現在位置と設計データとの差分を可視化し、オペレーターをナビゲーションするシステム)情報を元に、オペレーターが国内での遠隔操縦と違和感なく建機を操縦し、超遠隔地からも1台のStarlink Miniを用いて効率的かつ低コストに建機を操縦できることを確認したという。
