アライドテレシスは2025年12月26日、2.5GマルチギガビットインターフェースとPoE++に対応したレイヤー2スマートスイッチ「AT-mGS950/10HS」の受注を開始した。出荷開始は2026年1月5日を予定している。

新製品は「mGS950」シリーズの新モデルで、100/1000/2.5GBASE-Tポートを8ポート、SFP+スロットを2ポート搭載する。ネットワークエッジ用途に必要な機能を厳選し、ソフトウェア構成をシンプルにすることで、コストパフォーマンス重視の設計としたという。
機能面では、VLAN、QoS、ループガード(LDF検出機能)など、現場運用で求められる基本機能を備える。管理はWeb GUIに対応し、高度な専門知識がなくても直感的な設定・運用が可能としている。
また、1ポートあたり最大60WのPoE++給電に対応し、装置全体で最大124Wの給電能力を持つ。Wi-Fi 6E/Wi-Fi 7対応の無線LANアクセスポイントや、8K対応の高解像度IPカメラなど、高消費電力デバイスの接続を想定しており、オフィスや工場、商業施設など幅広いエッジ環境での利用を見込む。
標準価格は14万1600円(税別)。製品保証は5年間で、5年または7年の保守バンドルモデルも用意する。