古河電気工業(以下、古河電工)とノキアソリューションズ&ネットワークス(以下、ノキア)は2026年6月5日、古河電工のアクセスネットワーク技術とノキアのAI・ソフトウェア技術を連携させ、AIを活用してネットワーク運用を高度化するソリューションを本年度中に提供開始すると発表した。
古河電工はアクセスネットワークの設計・構築・保守に関する知見を活かした大規模かつ広域ネットワークを対象としたエンドツーエンドのソリューションを、ノキアはアクセスネットワーク管理向けの「Altiplano」や宅内接続最適化を実現する「Corteca」などのプラットフォームを含むAIベースのソフトウェアおよび自動化技術を提供する。これにより、通信事業者による大規模・広域ネットワーク運用の属人化を解消し、高信頼なサービス提供を支援する。
同ソリューションにより、AIを活用したネットワーク運用の自動化や、人手に依存した運用からの脱却、AIを用いたデータ分析による予防保全型の運用を実現できるという。障害発生時にはAIが最適な復旧手順を提示するなど、復旧対応の迅速化にも寄与するとのこと。また、加入者宅内における利用環境をAIにより分析し、Wi-Fi接続や通信品質を最適化することで、ユーザーの体感品質向上を実現するとしている。
本年度中に古河電工平塚事業所内にAI基盤を使った運用支援システムを導入し、ソリューション提供を開始する。通信事業者と実際のネットワークを使った実証実験も実施する予定だという。