KDDI、サッカー日本代表戦の生中継に5G SAネットワークスライシングを提供

KDDIは2026年10月5日、10月1日に横浜国際総合競技場で開催された「キリンカップサッカー2026 SAMURAI BLUE対エクアドル代表戦」の地上波生中継において、主審が装着したレフェリーカメラの映像を伝送するための通信手段として、5G SAネットワークスライシングをTBSテレビへ提供したと発表した。

レフェリーカメラ装着イメージ

レフェリーカメラ装着イメージ

具体的には、レフェリーカメラが撮影した映像を、5G SA対応のポータブルデータトランスミッター上で、TBSとWOWOWエンタテインメントが共同展開する次世代映像伝送ソフトウェア「Live Multi Studio(LMS)」を用いて伝送処理し、KDDIの5G SAネットワークスライシングを通じて中継現場へ伝送した。

構成図

また、大容量通信に適した周波数帯(Sub6/ミリ波)と広域エリアをカバーする周波数帯(4G転用周波数)を組み合わせたマルチバンドスライシングを適用。主審の移動に伴い通信環境が変化する中でも、利用状況や電波環境に応じた周波数帯を活用することで、スタジアム内での安定した映像伝送を支援した。

TBS アクト 中継プロデュース部の渡辺明氏は、「6万人を超える観客環境では通常のモバイル回線による映像途絶のリスクが大きく、最大の懸念事項だった。今回、5G SAネットワークスライシングを活用したことで、混雑下でも安定した映像伝送が可能となり、軽量かつコンパクトなシステムを実現できた」と述べている。

 

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