アイコム、正規品判定をQRコードに一本化 ホログラムは廃止

無線通信機器大手のアイコムは2026年3月31日、同社製品の真贋判定に用いる手段をQRコードに一本化したと発表した。

不正に製造されたトランシーバー等の無線機の模倣品が世界各国で流通しており、同社は対策を進めていた(参考記事:アイコムが無線機の模倣品対策で成果、アジア圏の不正出品を4500件以上削除|BUSINESS NETWORK)。模倣品が出回りやすい商品にはホログラムシームないし認証QRコードを貼付していたが、ホログラムシールそのもの偽造や、偽のQRコードによる不正なサイトへの誘導も確認されていた。

そこでQRコード認証への一本化を行ってきたが、2025年10月以降の出荷分より全対象製品に適用し、安定稼働が確認できたという。製品の真贋判定手段としてのホログラムシールは廃止する。

QRコードをスマートフォンなどで読み取ると、正規品であれば、正規品であることと同じQRコードでの認証サイトへのアクセス回数、最後のアクセス日時が表示される。この仕組みにより、仮に正規のQRコードがコピーされて模倣品に流用されても、不自然に大きなアクセス回数が表示されるため、模倣品であることが確認できる。

なお、認証サイト自体を模倣するケースも確認されているため、同社ではアクセスした認証サイトのURLが正規のもの(「https://genuine.icom.co.jp/」で始まる)であることを必ず確認するよう呼びかけている。

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