6GHz帯Wi-Fi、「屋外高出力」SPモードが解禁へ ユースケース拡大に前進

総務省 情報通信審議会 陸上無線通信委員会の第99回会合が開催され、6GHz帯無線LANの周波数拡張などについて、 作業班で取りまとめられた報告書案が議論された。

現在、Wi-Fi 6E/7で利用される6GHz帯無線LANには、国内では5925~6425MHzが割り当てられている。また、国内では既存システムとの干渉を避けるため、屋内・低出力に制限される「LPI(Low Power Indoor)モード」と、超低出力で屋内外で利用可能な「VLP(Very Low Power)モード」に使用が限定されている。

こうした現状を踏まえ、ミッションクリティカルな業務やスタジアムなど屋外での本格利用にも対応できるよう、周波数帯の拡張と、屋外で高出力が可能な「SP(Standard Power)モード」の国内導入に向けた検討が、作業班において2024年9月から進められてきた。

SPモードは6GHz高域帯でも利用可能に

作業班の主査を務める南山大学 特任研究員・茨城大学 名誉教授の梅比良正弘氏は、SPモードを新たに導入し、その利用周波数を、すでにLPIモードおよびVLPモードで使用されている5925~6425MHz(6GHz低域帯)に加え、6570~6870MHz(6GHz高域帯)とすることが適当だと、報告書案の骨子を説明した。

SPモードのアクセスポイントと固定クライアントは固定設置を条件に屋内外利用を認め、運用はAFC(自動周波数調整)システムが算出した使用可能周波数と最大許容電力に従うことを前提とした。

SPモードの技術的条件①
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