楽天シンフォニーは2026年4月21日、経済産業省がASEAN経済産業協力委員会(AMEICC)に拠出して実施される令和6年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業(大規模実証 ASEAN加盟国)」、および経済産業省の「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)」の2回目となる公募において、「人工知能・機械学習による無線アクセスネットワーク制御最適化技術に関する実証事業」に採択されたことを発表した。
この事業では、東南アジア、中南米、アフリカなど新興・途上国を中心とするグローバルサウスの複数国において、Open RANとその管理・制御をAIにより最適化する「RAN Intelligent Controller」(RIC)の大規模実証を実施する。海外の商用ネットワーク環境で実証の規模や機会を拡大し、Open RANとRIC技術の有効性および信頼性を検証するとともに、これら技術ソリューションのグローバルへの展開を加速するとしている。なお、連携機関として、楽天モバイルが参画する。
実証は、ASEAN3カ国(インドネシア共和国、ベトナム社会主義共和国、マレーシア)および非ASEAN4カ国(インド共和国、クウェート国、ボリビア多民族国、パラグアイ共和国)の計7カ国で実施。合わせて最大80億円の補助金交付が設定されている。
それぞれ1カ国あたり約100局規模の仮想化Open RANネットワークを構築し、この実証環境を活用したRICの検証を行う。楽天は、十分な規模での実証を通じてRIC導入効果を定量的に示し、各国における早期の商用化判断につなげていくとしている。