ティーピーリンクジャパンは2026年8月25日、最長8kmの長距離無線通信に対応する屋外向けWi-Fiブリッジ「Beam Bridge 5 UR KIT」を発売した。

LANケーブルの敷設が難しい離れた2地点をPoint-to-Point(PtP)で無線接続する製品。23dBiの高利得指向性アンテナを搭載し、電波を狭い範囲に集中させることで長距離の無線通信を可能にしているという。
工場や倉庫、農場、建設現場、トンネル、駐車場、太陽光発電所など、広い敷地に点在する建物や設備をネットワークに接続する用途を想定する。通信規格はIEEE 802.11a/n/acに対応する。通信には5GHz帯を使用し、最大無線信号速度は867Mbps。
キットに含まれる2台は自動ペアリングに対応しており、手動でのペアリング設定は不要。本体のLEDやアプリで電波状況を確認しながらアンテナの向きや設置位置を調整でき、スピードテスト機能で通信速度も確認できる。
管理方式は、Web管理画面やOmadaアプリを利用するスタンドアロンモードと、「Omada SDN」による集中管理に対応。Omada SDNでは、複数のブリッジペアの一括プロビジョニングやリモート管理が可能となる。

本体はIP65の防水・防塵性能と6kVの雷保護を備え、動作温度は-40~70℃。ギガビットLANポートを1基搭載し、IEEE 802.3af PoEとパッシブPoEによる給電に対応する。
最大8kmという通信距離はTP-Linkによる測定値で、実際の通信距離や速度は設置環境などによって異なる。想定販売価格は7万900円(税込)。