NTT 東日本、安藤・間(安藤ハザマ)、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)の3社は2022 年12月1日 、建設現場における最適な高速・広帯域無線環境実現に向けて、ローカル 5G を活用した共同実験を12月より、23年3月にかけて開始すると発表した。
実証においては、安藤ハザマが施工中の大規模掘削工事現場を実証フィールドとして、無線環境を構築後、安藤ハザマが実際に利用している施工管理アプリケーションの動作確認を実施する。
加えて、広帯域・低遅延というローカル 5G の特長を活かして、高精細な 4K 映
像にて遠隔地から現場状況を確認できるアプリケーションを新たに用意し、動作確認を行う。なお、可搬型のローカル 5G 基地局とすることで、建設現場の工期終了後にも他現場で利用できるようにする。
各社の役割は次の図の通り。実験結果を踏まえ、安藤ハザマの大規模工事を中心にローカル 5G の導入を図り、他の建設会社へも展開していくとしている。