アライドテレシスが10G・PoE++対応の産業用スイッチを発売、工場・ビルの自動化向けに

アライドテレシスは2023年8月31日、10G・PoE++対応の産業用レイヤー2スイッチ「AT-IE220-6GHX」および「AT-IE220-10GHX」の受注を開始した。

10G・PoE++対応の産業用レイヤー2スイッチ「AT-IE220-6GHX」および「AT-IE220-10GHX」

10G・PoE++対応の産業用レイヤー2スイッチ
「AT-IE220-6GHX」(左)と「AT-IE220-10GHX」

スマートファクトリーや、オフィスビル・病院、ホテル等の建物でのオートメーションシステムの導入をターゲットとした製品。両モデルともにIEC 60028-2の衝撃・振動・落下試験をクリアするなど、産業用製品として要求される厳しい工業規格に準拠している。動作温度は-40~75℃の広範囲に対応しており、寒冷・高温環境への設置が可能なため、工場や倉庫などの過酷な環境でも利用できる。

1ポート当たりの給電能力は最大90W。装置全体として「AT-IE220-6GHX」は180W、「AT-IE220-10GHX」は240Wの給電が可能だ。無線LANアクセスポイントや屋外向け4K対応IPカメラなどのPoE受電に加えて、スマート照明や産業用ボックスPCなど高性能・多機能化した各種IoT機器への給電にも使える。

さらに、ライセンスを適用することでNon-stop PoE(無停止給電)に対応するため、給電を止めたくない監視カメラなどへの接続にも最適という。

価格は、AT-IE220-6GHXが19万8000円(税込)、AT-IE220-10GHXが23万1000円。

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