KDDI、シスコのテレワーク向けセキュリティ「Cisco Umbrella」を4月1日から

KDDIはシスコシステムズのクラウド型セキュリティサービス「Cisco Umbrella (シスコ アンブレラ)」を、2020年4月1日から法人向けに販売すると発表した。

これはDNSレイヤーで適用するセキュリティ対策。インターネットへの接続リクエスト時に、宛先の安全性を確認し、マルウェアやランサムウェアなどが仕込まれているサイトはブロックする。SNSなどサイト内でもコンテンツが変化し、サイト単位では安全性を担保できない宛先の場合は通信の中身を解析して判断する。

Cisco Umbrellaイメージ

社内のDHCP サーバーやDNSサーバーの設定を変更し、Cisco Umbrella DNSに振り向けることで、既存ネットワーク環境にも導入できるとしている。

米IDGの調査によると、従業員の82%は必ずしもウェブサイトへのアクセス時にVPNを利用していない。リモートワークやデバイスの多様化が加速する中で、Cisco UmbrellaならばVPNのON/OFF設定に関わらずユーザーを保護することができるという。

Cisco Umbrellaの導入例

KDDIが提供するライセンス形態では、サービスは月額課金制で、1IDにつき500円。10IDから提供するとしている。

無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。