パナソニックが「AI混雑検知」発売、業務放送やサイネージで注意喚起も

パナソニックi-PROセンシングソリューションズは2021年3月1日、i-PRO製のAIプロセッサー搭載ネットワークカメラの機能拡張ソフトウェアとして、人の混雑・行列状況を検知する「AI混雑検知アプリケーション」を発売した。パナソニック システムソリューションズ ジャパンを通じて販売する。

「AI混雑検知アプリケーション」は、AIネットワークカメラのエッジ処理により、カメラ単体で特定エリアの混雑・行列状況を検知することが可能だ。映像の中から人を認識し、予め設定した人数を超える場合にアラームを通知する。映像監視ソフトウェアWV-ASM300(W)やWJ-NXシリーズのネットワークレコーダーとも簡単に接続・連携し、トータルな映像監視運用も可能という。


運用イメージと活用例

検知した結果は業務放送やデジタルサイネージなどのシステムと連携することで、音声とともにモニター画面での注意喚起を行うことができる。三密回避の対応として、飲食・小売店舗、銀行、工場・倉庫など様々なシーンで、少人数での店舗運営や効率的な入場管理などの業務効率化に貢献するとしている。

無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。