法人向けWi-Fiのコストの大部分を占めるライセンス費を無償化することで、コストパフォーマンスの高さを売りに急成長した米Ubiquiti。その「UniFiシリーズ」はLANスイッチ、セキュリティカメラ、スマートロックとラインナップを拡大している(参考記事)。
そして、それら多種多様なUniFiデバイスを「クラウドゲートウェイ」で一元管理できることも、UniFiシリーズの大きなメリットとなっている。様々な拠点に展開したWi-Fiアクセスポイント(以下、AP)やスイッチ、カメラを遠隔から統合管理することが可能だ。
そのUniFiシリーズの販売代理店であるソネットブースには、間もなく国内で販売を開始する新製品も含めて、各種のUniFiデバイスが展示されている。以下、目玉となるソリューションを紹介しよう。
1つめの目玉は、先述の「UniFiクラウドゲートウェイ」だ。
UniFiデバイスを一元管理するコントローラーの役割を担いつつ、Wi-Fi 6 APを内蔵したモデルやメッシュWi-Fiが構築できるモデル、複数拠点を接続するVPNルーター機能を備えるモデルなどが揃っている。例えば、手のひらサイズの「UniFi Express UX」はWi-Fi 6 APを内蔵。拠点内に数個を配置してメッシュWi-Fiが構築できる。
間もなく国内販売を開始する予定の「UDM Pro Max」は、200台超のUniFiデバイスを一元管理できるキャパシティが売りだ。加えて、これらのクラウドゲートウェイには、簡単な操作で拠点間ネットワークを構築できるVPN機能「Site Magic」も実装されている。管理画面で接続したい拠点にチェックを入れてConnectボタンをクリックするだけで最大5拠点を安全に接続できる。
また、ソネットブースには新製品のスマートロックも展示されている。カードや電子タグをかざして解錠するほか、UniFiの管理コンソールから遠隔操作で解錠することもできる。これも、Wi-Fi APやカメラ等とともに一元管理することが可能だ。