ノキアがソフトバンクとKDDI向けに、5G共有RANを展開

ノキアは共有RANの展開を支援するベンダーとして、ソフトバンクとKDDIに選定されたと発表した。これは、ソフトバンクとKDDI の加入者に5G サービスを提供するため行われるもの。ノキアがマルチオペレーター無線アクセスネットワーク(MORAN)を供給することで、両事業者はRAN 装置を共有しながら、それぞれのコアネットワークに接続して使用できるようになる。

MORAN により、携帯キャリアは無線アクセス・ネットワーク・インフラを共有が可能になるため、コスト削減や、ネットワークの拡大を効率的に可能になるとしている。また、MORAN を用いた場合でも、各通信事業者に割り当てられた専用無線周波数を使用して、リソースを独立して制御できるという。

MORANの適用可能領域としては携帯キャリアと企業のプライベートネットワークや公衆ネットワーク、また各産業やキャンパスなどでも利用が可能になるとした。

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