シスコが中小向け新Catalystスイッチ、AmazonなどECで35製品を発売

「2024年度の重点戦略として、ポートフォリオを拡充する。SMB(中堅中小企業)のニーズに合う製品を、SMBの価格帯に適した方法で提供する」

2023年9月28日にシスコシステムズが開催したオンライン記者説明会で、SMB・デジタル事業戦略担当 執行役員の石黒圭祐氏はそう述べた。

シスコシステムズ SMB・デジタル事業戦略担当 執行役員の石黒圭祐氏

シスコシステムズ SMB・デジタル事業戦略担当 執行役員の石黒圭祐氏

第1弾として同日から販売を開始したのが、Cisco Catalystスイッチの中小企業向けモデル「1200/1300シリーズ」だ。

Catalystスイッチはシスコの代名詞的製品であり、「大手エンタープライズから公共分野のお客様まで、Catalyst 9000シリーズをメインのラインナップとして利用いただいている」(石黒氏)。今回発売した1200/1300シリーズは、そのブランドを冠しつつ、「SMBで必要とされるパフォーマンスを備え、簡単に購入、設置、運用できるようにした」製品だ。

Cisco Catalyst 1200/1300シリーズの概要

Cisco Catalyst 1200/1300シリーズの概要

9000シリーズをはじめ、Catalystスイッチのラインナップはこれまで専門スキルを持ったエンジニアが設定・管理するものだったが、新たにリリースした1200/1300シリーズは、いわゆる「DIY型」だという。ECサイト経由で販売し、設定・管理はユーザー自身がスマートフォンアプリで行う。

ラインナップは、性能・機能やポート数等が異なる全35製品を揃える予定だ。価格は2万円台から。Amazon、ビッグカメラ、コジマ、ソフマップの4つのマーケットプレイスで法人向けに順次販売を開始し、Amazonでは個人向けにも販売する。

Amazonなど4つのECサイトで販売する

Amazonなど4つのECサイトで販売する
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