AT&T、チャイナモバイル、ドイツテレコム、NTTドコモ、オレンジは2018年2月27日、「ORAN Alliance(オーラン アライアンス)」の設立に合意した。ORAN Allianceは、「Open Radio Access Network Alliance」の略。
同アライアンスは、モバイルトラフィックが急増する中、効率的な運用を実現するため、より拡張性が高く、よりオープンで、よりインテリジェントな5Gをはじめとする無線アクセスネットワークを目指す。
具体的には、(1)相互接続が可能なオープンなインタフェースの推進、無線ネットワーク装置の仮想化、ビッグデータの活用、(2)汎用サーバの利用の推進と専用ハードウエア部分の最小化、(3)APIの規定、オープンソースの利用の推進に取り組む。
ORAN Allianceでは今後、このアライアンスの枠組みを世界中の通信事業者や通信機器ベンダーに拡大していく予定だという。