ソニービズネットワークスは2026年3月2日、企業の情報システム部門向けソリューション「NURO Biz Assist」のメディア向け勉強会を開催した。

同社は法人向けインターネット回線「NUROアクセス」を主力商品とし、企業の情報システム部門と向き合ってきた。その中で、PCキッティングやセキュリティ対策、ヘルプデスク対応など、回線以外の領域に関する相談が増えていたという。
NURO Biz Assistは情シス業務のアウトソーシングを提供するサービス群で、2025年3月に発表された(参考記事)。執行役員 常務の柏原秀行氏は、情シス部門が忙殺されるこれらの業務を「守りの業務」と位置づけたうえで、こう述べた。「DX推進やIT戦略など、『攻めの業務』が情シス部門の本来の役割だが、実際には守りの業務にリソースを割かれている。NURO Biz Assistはこれをサポートして、企業成長の加速を支援する」

NURO Biz Assistは、「Assist PC LCM」「Assist AI Chat Bot」「Assist SaaS Manager」の3サービスで構成される。
1つめのAssist PC LCMは、業務PCの調達から運用、保守までを一貫してサポートするサービスだ。サービスインテグレーション本部 サービス企画開発部 部長の熊谷将氏は、「(NUROアクセスの)高速回線を提供しても、PCがボトルネックになることがあった」と話した。
その原因の1つがPC調達とキッティングにかかる業務負荷だ。業務要件に適合するPCを予算内で選定し、設定や現場投入まで行うには、一定のスキルや人員、時間が必要になる。リソースが不足する中堅・中小企業では、結果として端末更新が遅れたり、最適とはいえない構成を選択せざるを得ない状況も生じる。
Assist PC LCMでは、機種選定、キッティングに関する相談、見積もり、支払いまでをワンストップで提供する。複数ベンダーから同社が最適な機種を選定・調達し、キッティングされた状態で納品するため、情シス部門の工数を大幅に削減できる。今後、モバイルデバイスを対象に加えることも検討中だという。
あるサービス業企業の事例では、全国89拠点で1台ずつ配備されている会計用PCの入れ替えにAssist PC LCMを活用。約1.4カ月分の工数を削減できたそうだ。