KDDI・ローソン・大阪池田市、“未来のコンビニ”起点にスマートシティ 「2030年までにハッピー・ローソンタウンを全国100カ所」

(左から)KDDI 代表取締役社長 CEO 松田浩路氏、池田市長 瀧澤智子氏、ローソン 代表取締役 社長 竹増貞信氏

(左から)KDDI 代表取締役社長 CEO 松田浩路氏、池田市長 瀧澤智子氏、ローソン 代表取締役 社長 竹増貞信氏

KDDI、ローソン、大阪府池田市の3者は2025年12月5日に記者会見を開催し、包括連携協定を締結したと発表した。

今回の連携協定を通じ、KDDIのテクノロジーを活用した未来のコンビニ「Real×Tech Lawson」を、池田市伏尾台に2026年夏ごろに開店する。あわせて、このReal×Tech Lawsonを核としたまちづくり構想「ハッピー・ローソンタウン」の実現を目指す。

池田市長の瀧澤智子氏によれば、伏尾台は少子高齢化が深刻な地域の1つで、「2025年における人口増減率・高齢化率は、全国平均を大きく下回る見込み」だ。伏尾台にReal×Tech Lawsonをオープンすることで、官民連携での持続的なまちづくりを推進していきたいとした。

人流データの活用で地域課題を解決

伏尾台のReal×Tech Lawsonには、KDDIの3つのテクノロジーを実装する予定だ。

1つめが、人流データとオンデマンド交通サービスの“合わせ技”である。池田駅や観光名所などの人流を時間帯別に可視化することで、「『この時間帯に車を配備しよう』『この地域に店舗を構えよう』といった仮設が立てやすくなる」とKDDI 代表取締役社長 CEOの松田浩路氏は説明した。

動的な人流データでオンデマンド交通を実現
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