“波長貸し”でのDCI構築を支える 評価高まるPacketLightの光伝送装置

アイランドシックスが国内向けに取り扱う、PacketLight Networks製の光伝送装置の評価がうなぎ上りだ。

「PacketLight製品はコンパクトさが売りです。『大きな製品はいらない』というお客様は多く、そのROADMユニットは特に注目を集めています」と、アイランドシックス 通信インフラ事業部 プリセールスマネージャーの山口闘志氏は話す。PacketLightはトランスポンダやマックスポンダなど多彩なラインナップを誇るが、どの製品も1Uサイズに統一されていることが大きな特徴だ。

アイランドシックス 通信インフラ事業部 プリセールスマネージャー 山口闘志氏

アイランドシックス 通信インフラ事業部 プリセールスマネージャー 山口闘志氏

ROADMユニット「PL-1000RO」も1Uサイズに必要な機能を盛り込み、大型になりがちな他社製品と一線を画す(図表1)。

PacketLightのROADMユニット「PL-1000RO」。PacketLightはすべての製品を1Uサイズのピザボックス型で開発している

PacketLightのROADMユニット「PL-1000RO」。PacketLightはすべての製品を1Uサイズのピザボックス型で開発している

ROADMとは、Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexerの略で、光伝送装置の一種であり、光信号の分岐・挿入を担う装置。波長が多重化された光信号から、任意の波長を電気信号に変換することなく取り出したり、差し込んだりできるスイッチ機能を持つ。また、波長ごとのパワーバランスを自動で調整するため、メンテナンスの手間を大幅に削減できる。操作や設定はリモートで行えるので、運用コストの削減にも貢献する。

図表1 ROADMユニット「PL-1000RO」を用いた構成のイメージ

図表1 ROADMユニット「PL-1000RO」を用いた構成のイメージ

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