サンテレホン主催の展示会が5年ぶり開催 最新のICT技術に加え、“通信以外”のソリューションも

「ようやくコロナが落ち着いて、大きな展示会を開催できる。我々だけでなく、来場されるお客様や出展社様も同じ気持ちではないだろうか」。サンテレホン 代表取締役社長の鈴木健一氏は、5年ぶりの東京開催に喜びを露にする。今年の展示会テーマは「~Solution×Possibility~ソリューションと可能性で描く、これからのビジネス」。鈴木社長は、「ソリューションを展開する際に、各社様の色々な商品を組み合わせることで新たな可能性が生まれる。その可能性がお客様の困りごとの解決にもつながる」とテーマ選定の背景を語る。

サンテレホン 代表取締役社長 鈴木健一氏

サンテレホン 代表取締役社長 鈴木健一氏

豊富な仕入れ先を持つ同社の強みを活かし、約100社のメーカーの製品を展示予定だ。今回の展示会は、「コミュニケーション」「ネットワーク」「セキュリティ」「ICTインフラ」「エネルギー」の5つのテーマゾーンに分かれている。リモートワークに最適なオンラインコミュニケーション支援ツールからセキュリティ対策サービス、データセンターの省電力化に貢献する商品、SDGsに関連した商材など、最新のトレンドを押さえたソリューションが目白押しだ。

また同社の主催者展示は、「オフィス映像」「ネットワーク」「データセンター/キャリア」「環境エネルギー」「海外事業」の5つのブースで構成され、複数の機器やソフトを組み合わせたソリューション展示を見て触って体感できる内容になっている。

“通信以外”のソリューションも多数展示

中でも鈴木社長が広めたい新技術が、“落雷対策ソリューション”だ(図表)。落雷現象を発生させない電荷中和型避雷針「dinnteco-100plus(ディンテコ100プラス)」を展示する。米ケンタッキー国際空港やパナマ運河など、海外では導入が進んでいるが、「日本ではなかなか見られない。日本も雷の被害は多いため、雷対策は重要なテーマになってくる」(鈴木社長)。8月3日(木)16:40より同展示会会場にてdinntecoに関するセミナーも開催予定だ。そのほか、BCPや購入電力量削減に繋がる産業用蓄電池システムや環境に配慮したリユース太陽光パネル、EV用充電器など、“通信以外”のソリューションも盛り沢山だ。

図表 電荷中和型避雷針「dinnteco-100plus」の特徴

図表 電荷中和型避雷針「dinnteco-100plus」の特徴

基調講演やセミナーも豪華な顔ぶれが揃う。国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏がICTとIoTのグローバル動向を紹介するほか、東京大学 薬学部 教授・脳研究者の池谷裕二氏も登壇。AI技術の最前線を解説する予定だ。さらに、データセンター事業を手掛けるさくらインターネット データセンター戦略担当 執行役員の澤村徹氏も「GX時代におけるデジタルインフラとしてのデータセンター」を題目にセミナーを行う。

来場対象者は情報通信関連会社などが中心となるが、「電気設備工事会社、風力発電事業者、自治体、船舶会社など、様々な企業・団体様に参加いただきたい」と鈴木社長は期待を寄せる。

そして鈴木社長は最後にこう述べる。「今回の展示会を通して、目新しい商品やサービスを発見いただき、自社のビジネスに活用いただきたい」。最新のICT技術・ソリューションが一堂に会する貴重な展示会となるだろう。

<お問い合わせ先>
SunTelephone ICT Business Solution2023 運営事務局
サンテレホン株式会社 内田・田中・髙田
TEL:03-5651-3228
E-MAIL:ictbs@suntel.co.jp

無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。