AIoTクラウドは、2019年にシャープのIoT部門から分離独立した企業で、IoT機器連携を強みとする各種SaaS(Software as a Service)サービスを提供してきた。
その1つが、アルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」だ。車両予約機能との連動や運転日誌の自動作成により、管理者の負担を軽減するSaaSサービスで、100機種以上のアルコール検知器に対応する。
これに加え、同社はAIとIoTを活用した製造現場向け遠隔監視サービス「WIZIoT(ウィジオ)」を2024年2月1日より提供開始すると発表した。
AIoTクラウド 代表取締役社長の松本融氏は、「人手不足を背景に、遠隔監視による点検業務やデータ管理業務の省人化・自動化が注目されている。AI・IoT・SaaSという最先端の技術をインテグレードすることにより、専門知識がなくても誰もが使いこなせる“身近なIoT”でDXに貢献していく」と意気込んだ。