データセキュリティプラットフォームを提供するCohesity(コヒシティ)は2026年9月17日、「AIエージェント時代に企業に求められるデータ戦略とサイバーレジリエンス」をテーマに記者勉強会を開催した。
アジア太平洋および日本(APJ)地域担当CTO兼グローバルAI戦略担当のグレッグ・スタットン氏は、同社のミッションを次のように説明した。「世界中のデータを保護し、安全にし、データからインサイトを得られるようにする」――。現在の顧客数はグローバルで1万2000社を超え、世界の大手製造業10社のうち8社が同社製品を利用しているという。

同社製品の特徴は、バックアップやアーカイブなどの「セカンダリデータ」を重視する点だ。こうしたデータはオンプレミスやクラウドに分散・サイロ化し、AIで扱える形に整えることも難しいという。そこで同社は、セカンダリデータを集約し保護すると同時に、AIでも活用できるようにする基盤「Cohesity Data Cloud」を提供している。

Cohesityは今回、新機能を3つ発表した。1つめは「Cohesity Agent Resilience」だ。AIエージェント基盤の構成や接続関係を検出し、その状態を保護・復旧できるようにする機能で、9月17日現在、AWS Bedrockに対応している。
スタントン氏によれば、AIエージェントを構成するソフトウェアやメモリー、インデックスなどを含む「AIエージェント基盤を十分に保護できている企業はほとんどない」。勉強会では、CohesityのインターフェースにAWSアカウントIDを入力すると、AIエージェント基盤の構成要素が可視化され、保護・復旧対象のオブジェクトを選択できるようになるデモが披露された。「3クリックでAIエージェント環境全体を保護できる」(スタットン氏)

今後、Google Gemini Enterprise、Microsoft Agent 365、Anthropic workloadsに対応を拡大する予定という。