Linux Foundation傘下のAgentic AI Foundation(AAIF)が2026年8月25日、日本のメディア向けに説明会を開催した。
AAIFは、特定のベンダーに依存しない中立的な立場から、AIエージェントが利用するプロトコルやランタイム、ID・ガバナンス、オブザーバビリティ、そして信頼性・安全性といった基盤の整備を行う団体。この説明会は、9月10~11日に日本で初開催するカンファレンスイベント「AGNTCon + MCPCon Japan 2026」に先立って実施された。

AAIFが扱うプロトコルとしては、大規模言語モデル(LLM)と外部のツール・データを接続するMCP(Model Context Protocol)や、AIエージェント同士の連携に用いるA2A(Agent2Agent)などがよく知られている。 エグゼクティブ・ディレクターのマジン・ギルバート氏は、AAIFではMCPとA2Aを含む6つのプロジェクトが進行しているが、「年末にはこれが2倍になる。世界中のコミュニティから40件以上のプロジェクトがAAIFへの参加を申請している」と話した。

こうした活発な活動は、クラウド、通信、セキュリティ、ロボティクス、金融など、幅広い業種にわたって250社以上に及ぶ会員組織に支えられている。この中には、オープンAIやアンソロピックといったAIプロバイダーや、マイクロソフト、グーグルなどのハイパースケーラーも名を連ねている。日本企業では日立が会員だ。
