京セラ、「PCIe 6.0」に対応したプラガブル型光電集積モジュールを開発

京セラは2026年3月10日、データセンター(DC)内の光化と省電力化に貢献する光電集積モジュール・OPTINITYの新製品として、PCI Express(PCIe) 6.0に対応したプラガブル型モジュール「OSFP-XD」を開発したと発表した。

OPTINITY OSFP-XD

OPTINITY OSFP-XD

具体的には、OSFP-XDフォームファクタ(形状規格)を用い、PCIe 6.0(レーンあたり64GT/s)に対応した高速・大容量通信を実現。光伝送では電気配線で必要となるリタイマー(損失やノイズが混じった信号を補正する中継チップ)も不要となるため、PCIeデバイス間接続に伴う消費電力の大幅な削減に寄与する。これにより、DC全体の省電力化に貢献し、環境負荷低減とランニングコスト削減の両立が可能となるという。

また、プラガブル型を採用することで、システム設計の自由度を高めるとともに、既存システムへの導入や将来的な拡張を容易になるという。加えて、従来の電気配線ではPCIeデバイス間の接続距離は10メートル以下に制限されていたが、光ファイバーを用いた長距離伝送を実現。ラック間接続やラック内での柔軟な機器配置が可能となり、冷却効率の最適化や保守性の大幅な向上に寄与するとしている。

データセンターでの光接続イメージ図
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