NECとMFM、IoT/AIを活用した営農支援分野での実証実験

BUSINESS NETWORK編集部

2021.12.07

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NECとエム・エス・ケー農業機械（MFM)は2021年12月6日、共同で営農支援分野での実証実験を開始したと発表した。

実証実験は北海道にある小麦農場約170ha(東京ドーム約34個分)において約2年かけて実施する。まずはMFMが取り扱う先進機能搭載農機での収穫によって圃場ごとの収量を把握する。

MFM取扱商品である独CLAAS社製LEXIONシリーズの大型コンバインハーベスターは収量マップを作成し、シーズン中の営農データと環境データ(過程)と収量マップ(結果)を取得できる。

LEXIONでの収穫の様子

それらのデータに加えて、NECの農業ICTプラットフォーム「CropScope」を活用し、衛星画像や各種センサーから営農・環境データを可視化する。

これらで可視化で集積されたデータを基に、AIによる営農アドバイスの価値検証を行い、AIが提案した最適な施肥設計に基づいて自動的かつ精密に可変施肥を行える施肥機との連動を目指す。

実証の概要

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