NTT西日本は、フレッツ光のユーザーである中小企業向けに2009年9月から提供している「オフィスネットおまかせサポートサービス」について、2010年9月1日から新メニューを追加し提供を開始する。

本サービスは、LAN配線やPC、ルーター等のネットワーク機器のトラブル等に関し、専用のサポートセンターによる問い合わせ受付および電話やリモートツールによる遠隔での操作、設定、トラブル復旧支援などのサポート対応を行うほか、現地対応が必要な場合には技術スタッフが事業所に訪問してサポートするもの。今回、NTT西の「フレッツ 光ネクスト」を利用する中小事業所ユーザーを対象に、故障切り分け等のサポート範囲をビジネスホン、複合機まで拡大。また、リモートサポート（PCのみが対象）、オフィス内のIT資産管理、PCのセキュリティー設定管理機能も提供する。

サービス内容は、前出の各種機器のトラブルについて一元的に受け付けて電話による故障切り分けなどを行うほか、PCのリモートサポートも行う「電話サポート、リモートサポート」、LAN内のPC（専用ソフトをインストール）から、PCやビジネスホン等の機器を一括管理できる「IT管理サポート」、技術スタッフが事業所を訪問して故障切り分け・修理を実施する「訪問サポート」に分かれる。

サービス提供料金は、「電話サポート、リモートサポート」および「IT管理サポート」については、PCの台数に応じて設定されている（下図参照）。「訪問サポート」については、PCのインターネット接続およびメール設定が1台当たり6615円（税込、以下同）、PCのデータバックアップ（1ユーザーアカウント、かつ、バックアップ容量4.7GBまで）が5775円など、作業内容ごとに料金が設定されている。

図表：「電話サポート、リモートサポート」および「IT管理サポート」の提供料金（月額）

なお、サービスの提供を受けるには、フレッツ 光ネクスト（全タイプ）の契約に加え、PC、ネットワーク機器、ビジネスフォン、複合機を含む事業所内のネットワーク環境がフレッツ 光ネクスト（全タイプ）に接続されていることが条件となる。今後、「フレッツ・光プレミアム（全タイプ）」「Bフレッツ（全タイプ）」などへの拡大も検討していくという。