ハードからAIまで4~5カ月で開発、医療現場で実証

ZEALS 代表取締役CEOの清水正大氏
ZEALS 代表取締役CEOの清水正大氏は、同社が開発するヒューマノイド「D1」やロボットを動かすためのAIモデル「Omakase Zen」などを紹介した。
「アメリカがAIモデル、中国がハードウェア・量産で一歩前にいる。一方、日本には、人手不足を背景にロボットの導入が求められている現場がある」と清水氏は説明。フィジカルAIの開発では、実際の現場でロボットを動かして得られるデータが不可欠であり、ロボットの活用ニーズが高い現場を持つことが、日本の強みになると強調した。
同社はプログラム採択時、中国製ロボット「Unitree」を使ってソフトウェア開発を進めていた。そこからわずか4~5カ月で、全高129.3〜159.3cm・走行ベース幅48cmの双腕型ロボットの「D1」、ロボットを統合的に制御するOS「Omakase OS」、AIモデル「Omakase Zen」を開発。その背景にはAWSによる開発支援も大きかったと振り返った。AWSの支援を受けてデータパイプラインを構築し、データ変換処理を従来の10倍に高速化したことで、現場データの収集から学習・改善までのサイクルを短期間で回せる体制が整ったという。
8月26〜28日には名古屋の重工大須病院にD1を初投入し、自律移動による院内案内や軽量物の運搬、下膳補助など多様な業務について検証した。2026年度内に100台の量産を目指す予定だ。










