東京ガスネットワーク、東京電力パワーグリッド、NTT東日本の3社は2026年8月24日、ドローンを活用した橋梁現場の点検業務の様子をメディア向けに公開した。
3社は2022年11月、災害の激甚化やインフラ設備の老朽化、設備点検の担い手不足などを背景に、災害対応力の強化や共同点検などを目的とした協業を開始。今回の取り組みはその一環となる。
橋の下には、3社が管路などのインフラ設備を設置しており、各社が定期的に点検を行っている。しかし、橋の下は人が容易に近づけない場所も多く、大きな河川では船舶や橋梁点検車を使用する必要があるため、点検に多くの工数やコストがかかっていたという。
そこで3社は、船舶や橋梁点検車を使った従来の点検から、ドローンを活用した点検へ切り替えた。すでに10の橋梁で点検を実施しており、点検コストを約20%削減できることを確認。また、各社の点検にかかる稼働も大幅に減らせる見込みだという。2026年度末までには、30の橋梁に対象を拡大する計画だ。

点検コストを約20%削減
ドローンには、米Skydio社の「Skydio 2+」を採用。機体の上下に搭載された6台の広角ナビゲーションカメラで周囲を撮影し、自己位置の把握と周囲の3D地図の生成をリアルタイムで行うことで、GPS信号が届きにくい橋梁下や屋内でも、障害物を回避しながら飛行できる点が大きな特徴だという。

米Skydio社の「Skydio 2+」
ドローン点検のデモは、八枝橋(東京都江東区)で行われた。Skydio 2+が障害物を回避しながら飛行し、各社のインフラ設備を点検する様子を確認できた。












