約36%の企業資産が「脆弱性ゾーン」 フロンティアAI時代に不可欠な6つのセキュリティ対策

EYストラテジー・アンド・コンサルティングが実施したセキュリティ調査によると、約36%の企業資産が、セキュリティ統制が弱い「脆弱性ゾーン」に分類された。この結果を踏まえ、同社の小川真毅氏は、CISO(最高情報セキュリティ責任者)に求められる6つのセキュリティ対策を提言した。

フロンティアAI時代のセキュリティ対策は「継続的な可視化」が不可欠

小川氏は、脆弱性ゾーンを最小化するため、CISO(最高情報セキュリティ責任者)には6つの対応が求められると強調した。

1つめが、AIエージェンドなどの「非人間ID」も含めた資産およびIDの継続的な可視化・管理だ。2つめが、アタックサーフェス(攻撃対象領域)に対する基本的なセキュリティ対策の徹底である。また、その対象を外部環境と接続する資産にまで広げることの重要性を同氏は訴えた。3つめが、組織として最低限維持すべき重要機能を定義し、保護することだ。

資産およびIDの継続的な可視化、基本的なセキュリティ対策、最低限維持すべき重要機能の定義・保護が重要

4つめが、フロンティアAIモデルをはじめとする最新技術をセキュリティ対策に取り入れること。5つめが、サードパーティによるアクセスや行動の継続的な監視だ。「SaaSや外部サービスとの連携を許可した後も、そのアクセスや操作を制御するセキュリティ対策やガードレールを適用することも選択肢の1つだ」(小川氏)

6つめとして、「ファイアウォールなどの『境界型』のセキュリティ対策から、あらゆるアクセスを許可する前に検証する『ゼロトラスト』への移行が不可欠になる」と同氏は強調した。

サイバー防御へのAI活用、サードパーティによるアクセスや行動の継続的な監視、ゼロトラストへの移行が不可欠

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。