ソフトバンクがデータエコシステム基盤「GaranAI」 コンテンツの権利を守りながら良質なAI学習データを提供

ソフトバンクがデータエコシステム基盤「GaranAI」のベータ版を提供開始した。新聞社や出版社などのコンテンツホルダーから預託した著作物データを、元データへ復元できない形に加工してAI学習向けデータとして提供することで、コンテンツの権利保護とAI開発事業者の価値創出の両立を目指す。

コンテンツホルダーとAI開発事業者が享受できるメリットは?

GaranAIのビジネスモデルだが、データ利用事業者がソフトバンクへ利用料を支払い、その収益の一部がコンテンツホルダーへ還元される仕組みとなっている。このため、「コンテンツホルダーは、無断学習や不正利用を防ぎながら、新たな収益源を獲得できる」と同室 推進課 課長の塚本直樹氏は説明した。

また、提供したデータが「どこでどのように利用されているか」を可視化する管理ツールを提供するほか、データ提供先を制限できるブロックリスト機能も用意する。

GaranAIのビジネスモデル

一方、データ利用事業者にとっては、データ収集・加工にかかる負担・コストを軽減しながら、誤情報の混入リスクが極めて低い良質なデータを利用できるというメリットがある。各コンテンツホルダーとの個別交渉も不要で、ソフトバンクが一括して窓口を担う。

データ利用事業者のメリット

今後は新聞社や出版社だけでなく、Webメディア事業者や博物館、教育、製造業、小売業、地方自治体などへ対象を広げ、多様なコンテンツを取り扱うプラットフォームを目指すとした。

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