検証用途やDRサイト構築を想定 既存基盤からの移行支援も
完全従量課金の特徴を生かし、Nutanixの動作検証や評価、PoCなどの短期利用にも活用できる。小規模な構成で開始し、本格導入に応じてサーバーを増設するといったスモールスタートも可能だ。ほかにも、データベースなど物理リソースをフルに利用したいシステムや、ピーク時の一時的な利用などを想定する。

同サービスの想定利用シーン
さらに、東西のデータセンターを利用してDR(ディザスタリカバリ)サイトを構成でき、オンプレミスのNutanix環境と組み合わせた災害対策も可能だ。高性能な占有サーバーであることと合わせ、ミッションクリティカルなシステムの基盤としての利用も見込む。
VMwareのライセンス価格高騰などを背景に、多くの企業が仮想化基盤の移行先を検討するなか、同サービスでは既存環境からの移行も支援する。移行ツール「Nutanix Move」について角谷氏は、「(移行に伴う)ダウンタイムを最小化し、事前作業を低減できる」と述べた。NTTドコモビジネスの顧客では、当初の計画より短期間でNutanixへの移行が進んでいる事例もあるという。別途、同社のエンジニアが設計・構築から移行、運用保守までを支援するソリューションも提供する。
ライセンスは3種類 “月額4300円”から提供
Nutanixライセンスは3種類を提供する。サーバー・ストレージの仮想化と管理機能を備える基本ライセンス「NCI-STARTER」は月額・コア換算で4300円。Kubernetesのコンテナ環境に対応する「NCI-PRO」は同5800円、さらにマイクロセグメンテーションなどを備える「NCI-ULTIMATE」は同7000円となる。いずれもオンデマンド料金で、同社が提供するvSphereのオンデマンド料金を下回る。角谷氏は、Nutanixと経営レベルでも協議を重ね、「競争力のある価格を実現した」と説明した。

同サービスのライセンス体系と価格。SDPFクラウド/サーバーで提供するvSphereのサービス内容・価格も参考に付記
同サービスは、自社で仮想化基盤を保有・運用する中堅~大企業を主なターゲットに展開する。5年間で2桁億円規模のビジネスに成長させることを目指す。












