NTTドコモとRelicは2024年12月2日、ドコモが技術開発するメタバース「MetaMe」を利用して、企業や団体がサービス提供やイベント開催などを手軽に行えるプログラム「MetaMe SQUAD（メタミー スクアッド）」をドコモから無償で提供開始するとともに、それらの手軽なサービス提供やイベント開催を実現させる4種のパッケージサービス「MetaMe パッケージ」をRelicから販売開始すると発表した。
MetaMe SQUADは、ドコモが企業や団体向けに無償で提供するプログラムで、MetaMeに搭載するドコモ独自のメタコミュニケーション技術である「価値観理解」（リアルとバーチャルの空間でシームレスに取得した空間移動履歴などのデータを解析することができる技術）、「多人数接続」「行動変容」（価値観理解技術により得られた行動のみならず感情など内面の解析結果を反映し、利用者同士のマッチングやイベントのレコメンドなどができる技術）や、「LLMを用いたアバター開発」の技術情報をオープン化し、メタバースサービスの開発やサービス提供などの支援を行う。MetaMe SQUADに参加する企業や団体は、MetaMe上だけでなく、自社環境でのサービス開発やサービス提供、イベント開催などが可能となる。
MetaMe SQUADには、アクセンチュアやNTTデータ、ショウワクリエイトなど24社が参加を予定している。
Relicが販売を開始するMetaMe パッケージは、「多人数接続イベント」「謎解き」「対話型AI」「NFT※8販売」の4種のサービスをそれぞれパッケージ化し提供する。
本パッケージを利用することで、プログラミングなどの専門知識を持つ技術者がいない企業や団体においても、用途に合わせて簡単にメタコミュニケーション技術を活用したビジネスを展開できる。
Relicが販売するMetaMeパッケージとドコモが無償で提供するMetaMe SQUADを併せて利用することで、さらに手軽にビジネスの展開が可能だという。
