京セラコミュニケーションシステム（KCCS）とヤマト運輸、Packcity Japanは2024年9月11日、車道を走行する中速・中型無人自動配送ロボットにオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を搭載した移動型宅配サービスの実証実験を開始すると発表した。

北海道石狩市緑苑台東地区の一部エリアで、2024年9月11日～10月下旬まで行う予定だ。

「PUDOステーション」を搭載した無人自動走行ロボット

KCCSとヤマト運輸は2022年から共同で、中速・中型無人自動配送ロボットによる個人向け配送サービスの実証実験を実施。Packcity Japanは、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を運営している。

今回の実証では、無人自動配送ロボットにPUDOステーションを搭載。北海道石狩市緑苑台東地区に居住するクロネコメンバーズ会員を対象に、移動型宅配サービスの検証を行う。自宅から徒歩1分圏内の宅配ポイントに停車する。

移動型宅配サービスのフロー

無人自動配送ロボットはKCCSが開発、運行管理を行う。走行中は遠隔から監視者がモニタリングし、状況に応じて遠隔操縦する。