ソニー子会社のソニーワイヤレスコミュニケーションズ（以下、SWC）は2023年11月2日、ローカル5Gサービスを提供する「NURO 5G」より法人向けサービスプラットフォーム「MOREVE（モアビ）」を開始し、法人向け事業に参入すると発表した。
「MOREVE」ロゴ
MOREVEは、スポーツ・イベント会場やクリエイターの制作現場など、エンターテインメントの現場における顧客の課題解決や新たな価値提案を通し、感動体験の提供を目指すサービスプラットフォーム。通信サービスをベースに様々なサービスを展開する。
第1弾サービスとして「ローカル5G回線」を提供。これまで、有線接続ではケーブルによる移動制限や接続台数の制限を受けていた場面、無線接続では安定性に難があった場面で活用できる。
サービスイメージ
MOREVEは「施設管理者向け」と「施設利用者向け」の2つのプランを用意。プラン1は施設管理者向けのプランで、施設への基地局設置からローカル5G回線を含む様々なサービスまでをセットにして提供する。
提供方法
プラン2は施設利用者向けのプランだ。SWCが基地局を設置した施設で、イベント主催者などにローカル5G回線を含むサービスを提供する。具体的には、イベント主催者が事務局専用の通信回線としての使用や、イベント出展者向けの専用回線として使用することができる。
SWCでは、「自社開発」「ソニーグループ内の企業と開発」「グループ外の企業様と開発」の多様な開発方法でMOREVEのサービス拡充を目指していくとしている。
