Web会議システム「Fresh Voice」を販売するエイネットは2011年1月31日、パスワード機能・指紋認証機能を備えたUSBデバイスに、Web会議システムを搭載した製品「挿したらオフィス」の販売を再開したと発表した。同製品は2009年のインフルエンザ流行を受けてパンデミック対策製品として発売されたもので、インフルエンザの収束に伴い一時販売を休止していた。
「挿したらオフィス」は、プロリンクが販売しているパスワード機能・指紋認証機能を持つUSBデバイスに、エイネットのWeb会議システム「Fresh Voice」を搭載した製品。PCへのインストールが不要で、インターネットに繋がっているPCのUSBポートに挿すだけで、すぐにWeb会議が開催できる。
販売価格は、パスワード認証のタイプが1本当たり9800円（税別）、指紋認証タイプが同2万2500円（税別）。Web会議を行うためのソフトウェアと、利用開始から1カ月間使えるライセンスが付いている。パンデミックの時に外出を避けるための在宅勤務や、社員の安否確認・健康状況の把握を接触せずに行える。また、大規模地震等災害対策や、自宅からの緊急招集などにも使える。
なお、販売は5本セットとなり、有効期間は2年間となっている。
