NTTコミュニケーションズ（NTT Com）は7月19日、1秒未満の低遅延で、大規模なライブ配信を可能とするライブ配信プラットフォームサービス「Smart vLive」の提供を開始した。

Smart vLiveは、NTT Comが提供する、WebRTC技術を活用するために開発したプラットフォーム「WebRTC Platform SkyWay」を利用している。他の様々なメディアと同期して利用可能で、双方向コミュニケーションでも違和感のないレスポンスができることから、エンターテインメントやスポーツイベント等の分野で活用できるとしている。

サービスイメージ

同社が提案する利用シーンは「低遅延ライブ配信」「低遅延マルチアングルライブ配信」「低遅延双方向ライブ配信／パブリックビューイング」の3つ。

利用シーン

「低遅延ライブ配信」は、イベント会場とオンライン参加者、あるいはオンライン参加者同士が同じタイミングで同じコンテンツを体験可能。グループビューイングやSNSなど他のネットメディアと連携したやりとりもスムーズに行うことができる。

「低遅延マルチアングルライブ配信」は、複数のカメラアングルの映像を同時に視聴しても、ほぼ同期された映像として視聴することが可能。この特長を生かし、視聴者が好みの視点を選択できるマルチアングル映像をライブ配信できる。

また、「低遅延双方向ライブ配信／パブリックビューイング」に利用すれば、主会場からサテライト会場に配信するパブリックビューイングなどにおいて、リモート応援と連携することで、会場間で双方向性のある新たなライブ視聴体験を実現できる。

利用料金は以下の通り。

利用料金