PacketLightの光伝送装置で長崎―福岡間210kmの800G光伝送に成功

アイランドシックスは2026年7月23日、長崎―福岡間の約210kmにおいて、800Gbpsの光伝送とROADMを用いたリング構成の実証に成功したと発表した。

実証には、長崎市などをサービスエリアとするケーブルテレビ局・長崎ケーブルメディアが保有する光ネットワークを使用。アイランドシックスが取り扱うPacketLight Networksの800G光伝送装置「PL-8000M」とROADM「PL-1000GRO」を用い、ROADMをラインシステムとして利用するリニア構成と、複数拠点を経由して波長をルーティングするリング構成の2種類で伝送性能を評価した。いずれの構成でも、ビットエラーのない800G伝送を確認したという。

長距離リニア伝送のネットワーク構成

長距離リニア伝送のネットワーク構成

ROADMリング伝送のネットワーク構成

リング伝送のネットワーク構成

さらに、PacketLight Networksの800G波長と、マクニカが提供した米Coherent製800G ZR+コヒーレント・プラガブルによるエイリアン波長を、同一のDWDMネットワーク上で混在伝送した。異なるベンダーおよび異なる800G光技術を用いた場合も、ビットエラーなく伝送できることを確認した。

実証ではこのほか、波長の追加・削除に伴う光パワーの変動など、実運用を想定したROADMネットワークの特性を評価した。インターネットイニシアティブ(IIJ)がネットワーク設計や技術評価、EXFOが800G対応測定器によるイーサネットレイヤーと光伝送品質の評価に協力した。

今後は、ROADMネットワークの光パワー制御や自動最適化、障害発生時の切り替え、さらなる長距離伝送、800Gを超える光伝送技術について評価を進めるとしている。

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