ドコモビジネス、Nutanixを“国内初”の完全従量課金で提供開始 VMwareからの移行支援も

VMwareのライセンス費用高騰により、多くの企業が仮想化基盤の移行を検討している。しかし、動作検証やサーバーの調達難など、移行には課題も多い。NTTドコモビジネスはIaaS「Smart Data Platform(SDPF)クラウド/サーバー」でNutanixを最低利用期間なしの完全従量課金で提供し、こうした課題の解決を支援する。

NTTドコモビジネスは2026年7月22日、IaaSクラウドサービス「Smart Data Platform(SDPF)クラウド/サーバー」のハイパーバイザーメニューに、仮想化基盤「Nutanix」を従量課金で利用できるサービスを追加し、提供を開始した。

SDPFクラウド/サーバーは、仮想・物理サーバー、ストレージ、セキュリティなど幅広いメニューを提供する企業向けIaaS。ハイパーバイザーメニューでは、かねてから「VMware vSphere」や「Hyper-V」を提供してきた。また、今年3月にはベアメタルサーバーにユーザー持ち込みのNutanixライセンスをインストールして利用できるサービスも提供を開始した。

IaaSクラウドサービス「Smart Data Platform(SDPF)クラウド/サーバー」の概要

占有型サーバーで“1分単位”からNutanixが利用可能

今回新たに提供を開始したサービスは、NutanixのライセンスもNTTドコモビジネスが用意し、物理サーバーと合わせて提供するものだ。大きな特徴は、初期費用が不要で最低利用期間の定めもなく、分単位の完全従量課金で提供する点で、同社によればこの形態でのNutanixライセンスの提供は国内初となる。「他社では最低でも1年、多くは3年の最低利用期間を定めている。極端に言えば、本サービスでは1分単位での利用も可能」とNTTドコモビジネス PS本部クラウド&ネットワークサービス部の角谷将司氏は話した。

NTTドコモビジネス PS本部クラウド&ネットワークサービス部の角谷将司氏

NTTドコモビジネス PS本部クラウド&ネットワークサービス部の角谷将司氏

同サービスでは、ユーザー占有型の物理サーバーをオンデマンドで提供する。昨今、物理サーバーの価格高騰や調達難が課題となるなか、同社はクラウド事業向けに大量調達してきたサーバー資産を活用し、急な需要にも対応する。また、オンプレミス同様にネットワークや冗長構成を柔軟に設計できる。占有型のため、共有型クラウドのように他ユーザーの負荷の影響を受けず、必要な性能を確保しやすいことも特徴だ。

同サービスの概要

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