NTTビズリンクは2011年4月1日、NTT東西のIP電話サービス「ひかり電話」を用いたクラウド型テレビ会議多地点接続サービスの提供を開始した。サービス名称は「ひかり電話多地点接続サービス」。
同サービスは、複数拠点のテレビ会議端末を同時接続するために必要なMCU（多地点接続装置）の機能を従量課金のクラウドサービスとして提供するもの。ひかり電話経由で既存のテレビ会議端末を接続する。ひかり電話に未対応のテレビ会議端末も、レンタル提供するNTTソフトウェアのNGNゲートウェイ「Crossway」によりサポートする。
公衆サービスであるひかり電話を利用するため、社内ネットワークにつながっていない取引先などのテレビ会議端末も適宜接続できる。
利用料金は、SD画質の場合で99.75円/3分・端末、HD画質の場合で152.25円/3分・端末。このほか、1契約当たり1050円の月会費と1会議毎1050円の会議基本費が発生する。NGNゲートウェイのレンタル費用は1拠点当たり月額3150円（すべて税込）。また、同サービスの利用には別途、フレッツ光ネクストとひかり電話の契約も必要になる。
| ひかり電話多地点接続サービスの概要 |
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