キーパーソンが語る

NTTセキュリティ澤田社長「MSSで3年後には世界トップに」

聞き手◎太田智晴(編集部) 2016.11.16

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

NTTセキュリティ 代表取締役社長
澤田純氏

NTTグループのセキュリティ事業を統合した「NTTセキュリティ」。マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)の卸会社として、グループ会社の営業力を活用する。NTT持株の副社長を兼務するNTTセキュリティの澤田純社長は「一元化による効率化や開発力を含めた能力の強化により、3年後には世界トップを目指したい」と抱負を語る。

 

――NTTグループは8月1日、セキュリティ専門会社としてNTTセキュリティを設立しました。その狙いをお聞かせください。

澤田 NTTグループはこれまでセキュリティに力を入れてきましたが、NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)や南アフリカのディメンションデータ、米ソリューショナリーなど買収した企業も含めてグループ各社がバラバラに開発や営業に取り組んでいました。各社ともマネージド・セキュリティ・サービス(MSS)事業を強化していたことから、能力を集約するために一元化しました。

ソリューショナリーとNTTコムセキュリティの全事業、NTTコム、ディメンションデータ、NTTイノベーション・インスティテュート(NTTi3)が保有するMSSプラットフォームを新会社に統合し、効率化を図ります。

新会社はサービス開発・卸会社と位置付け、販売はディメンションデータやNTTコム、NTTデータなどグループ各社の営業力を最大限に活用します。基本的にグループ向けの販売が中心ですが、すでに社外からも要望が来ています。

一元化することで開発、コスト、営業などさまざまな面で効果が生まれると期待しています。

 


図表 NTTセキュリティの位置付け
図表 NTTセキュリティの位置付け

 

――新会社として、どのような目標を掲げていますか。

澤田
 ある調査によると、MSS分野でNTTは二番手のグループに格付けされています。

「NTTとしてセキュリティサービスは優れたものを持っているが、バラバラで一つにまとまっていないことが評価を下げている」面があったようです。社内向けには、1年以内に一番手の仲間入りをし、3年後には世界でトップを目指そうと話しています。

もともと海外勢と伍していくだけのベースはすでにできあがっていますから、統合による効率化で一番手のグループに入る自信はあります。さらにそこから一歩抜け出すには、開発力を含めて能力に磨きをかけ優位に立つことが必要です。NTT研究所の協力も得て、能力を強化したいと考えています。

続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

著者プロフィール

澤田純(さわだ・じゅん)氏

1978年4月日本電信電話公社入社。98年2月NTTアメリカバイスプレジデント。2000年5月NTTコミュニケーションズ株式会社経営企画部担当部長。03年10月同関西支店長。06年6月同経営企画部長。08年6月同取締役経営企画部長。11年6月同常務取締役経営企画部長。12年6月同代表取締役副社長 経営企画部長。13年6月同代表取締役副社長。14年6月日本電信電話株式会社 代表取締役副社長(現在に至る)。16年6月NTTセキュリティ株式会社 代表取締役社長兼務(現在に至る)

スペシャルトピックスPR

qloog1705
macnica1705
arbor1705

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】つながる工場の
   ネットワーク入門

  <Part 1>一般オフィスとはココが違う!産業用イーサネットの世界
  <Part 2>工場IoT化の教科書 <Part 3>つながる工場の守り方

● シスコシステムズ 執行役員 A・マッティー氏「働き方改革は“会議改革”から!世界中の会議室をコラボ空間に」 ● ソニー、100km飛ぶ「独自LPWA」で世界狙う ● ビジネスチャットの「つぶやき」で働き方改革

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
ライムライトネットワークス Cbanner

スペシャルトピックス

IBM Watsonが最適な活用方法や脅威対策を提供! 先進のPC/スマホ一元管理を実現する「IBM MaaS360」とは?

「企業向けソーシャルプラットフォーム」で働き方そのものも変える!

ペタバイトクラスも「大きなバケツ」で一括管理できる!

中堅・中小企業を支援する宝情報がUTMのサポートサービスを開始する。

教育現場への無線LAN導入を成功させるための3つのポイントとは?

スマートデバイスを標的にした未知の不正アプリにも対応できる。

設計から製造までセキュアなプロセスで、他のAndroidにはない安全性。

Webサイトの利便性とセキュリティ向上を同時に実現できる最適解とは?

東京海上日動コミュニケーションズの「働き方改革」を徹底レポート。

モバイルの安全な業務利用を実現するEMMが“次の進化”を始めている。電話やチャット、つまりUCとの連携だ。

いつものUIでSkype for Businessの機能をフル活用できる電話機が登場。

マクニカネットワークスが取り扱うIncapsulaはDDoSだけでなく、Webサーバーへの不正アクセスも防御する。

オンプレミスとクラウドの連携により、数百Gbpsのボリューム型から複雑なDDoS攻撃まで効率よく対応できる。

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション5月号
iot13
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます