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KDDI総合研究所、5G時代に向けて周波数利用効率が2倍向上する伝送実験に成功

文◎business network.jp編集部 2016.10.17

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KDDI総合研究所(2016年10月1日付でKDDI研究所とKDDI総研が合併)は2016年10月14日、光ファイバー通信の伝送容量を拡大するために必要となる周波数利用効率を向上する技術を開発し、周波数利用効率はこれまでの記録の2倍になる947bit/s/Hzの伝送実験に成功したとに発表した。

大容量な情報の伝送においては、周波数帯域の効率的な利用が課題となる。周波数利用効率を2倍にできれば、同じ周波数帯域を用いて伝送可能なデータ容量を2倍に拡大できる。

現在の商用光通信システムの周波数利用効率は2bit/s/Hz以下であり、最大値が15bit/s/HzのLTEと比較すると効率性が低い。今後予想されるデータトラヒックの増加に対応するには、それを支える光通信システムの周波数利用効率の向上が不可欠だ。

今回の伝送実験では、6モード伝送において、64値直行振幅変調(64QAM)信号伝送を行うことで、周波数利用効率の大幅な改善を実現したという。同研究所はこの成果を受け、今後はこの方式を用いた大容量化や長距離化に加え、その実用性の向上を目指した研究開発を継続するという。

5G時代には、無線技術だけでなくそれを支えるネットワーク技術や光ファイバー伝送技術の革新も不可欠となる。この技術は、より低遅延で高速な5G以降のモバイル通信システムを支えるキー技術として期待できるそうだ。


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